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    2月29日?曜日
    本日のMyショッカーズ
    「ごめんね、怖がらせて」

    注:私が「あーっ!『K君』、私のタイプーッ!」と言った直後、すかさずM代子が『K君』に言ったオコトバ。



    2月27日?曜日
    知り合いのライターが某BBSで軽い悪口を言われていた。
    それはまるで、へなちょこ草野球のサードあたりと飲みやのオッサンが、
    「清原はダメだねーあの筋肉じゃあ今年も打てっこないよ。だいたいフォームが悪いよなあー?」
    などとツバかっ飛ばしながら語っているのと同じ。うらやましいかぎりである。
    童女のような声を持つウワサの彼女はウエストあたりと脳みそ関係がかなりオトナであるから脈拍があがることもなく封印したまま三食キッチリ食べているらしいが自分の知らない場所で自分のことが話題になるなんて、私だったら『Shall we dance?』の渡辺えりこ名ゼリフの心境。
    「ワクワクしちゃ〜う」

    こんな私にも過去数回ウワサが流れたことがある。
    『毎晩、素っ裸で飲み屋のカウンターで踊っているらしい』『やっぱりオトコだった』『精子でフェイスパックをしている』『夜中に路駐の車窓をかたっぱしから叩き割っている』など、思春期の女の子だったら自殺未遂をおこしそうなウワサばかりが耳に入るのだが、あいにく私は思春期でも女の子でもないうえに、世界が滅亡しても私だけは這いつくばってでも生きていられますようにと毎日神さまにお願いして眠るくらいだからそんな心配はご無用なのである。

    前に『アソビが死んだ』と言うウワサが流れた時は、死ぬほどよろこんだものだ。
    いやまてよ……死んだと言うウワサが流れよろこびのあまり死んでしまったなんてちょっとカッコよすぎるような気もする。惜しいことをした。

    さて、このクールなウワサは、酒に酔った新潟の祖父(つーか24時間酔っていたが)が親戚からの電話をかんちがいして「アソビが車にはねられて死んだ」と言いだしたのが発端であった。オカンのもとへジジイが電話をし、他の親戚からもガンガンかかってくる。警察から、私の本籍である新潟に電話が行ったということまでハナシはリアル化して半信半疑だったオカンはついに本気にしてしまったのだ。
    私(つーか私の死体)を躍起になって探すオカンが友人に電話をかけまくり、友人が連絡網のようにかけまくり、ついには
    「そういえば11時頃アソビの事を急に思いだした」
    なんて言いだすバカがいるもんだから死亡推定時刻までキッチリだされて……もうなんだか想像しただけでチビりそうなヨロコバシイ状態になっていたのである。
    朝方に帰宅した私は
    「おかえり」
    ではなく
    「お……オバケじゃないよね」
    と言う言葉で迎えられ、そんなオカンの顔は真っ青でまさにモンスター。
    そのうえ見覚えあるこの人物はこの世のものとは思えないほどの形相になり、どういうわけかいきなり発狂しだして、これが妖怪でなければいったいなんなのか、私はもうー何が何だかわからないまま恐怖のあまり「ハイハイ」と聞いていたが、よく考えてみたらなんでボクちゃんが怒られなきゃなんねーんだよっ!新潟のジジイにヤツアタリ電話をしてまんまと慰謝料10万円だましとるのに成功したのである。

    それにしても、事件の真っただ中、
    「なんて言ったらいいか……気をしっかり持って……」
    となぐさめの電話をかけてきた義姉の言葉に、
    「しっかりしてるよ」
    と言ったオカン。やっぱりモノホンの妖怪だろう。そう思わなくちゃやってられん。





    2月26日?曜日
    『のび太の結婚前夜』を観た。何回も何回も何回も何回も泣きそうになった。泣ける映画より、泣きそうになる映画の方がココロに残る。『よく泣く人はバカ』ではあるが極め付けのバカではないので始末が悪い。始末したいのに。BANG!BANG!バキューン!



    2月25日?曜日
    なにかに挑戦していたり、戦っている姿と言うのは比較的目にしますが、『立ち向かってるヒト』と言うのはそうカンタンにおめにかかれないでしょう? 挑戦と言えばやっぱり大食い選手権が挙げられますし、戦っているヒト、と言えばやはり大食い選手権が挙げられますね。 しかし、なかなか「あっ、今あのひと立ち向かってるな」などと思うことはめったにありません。
    このワタクシでさえ「私は今立ち向かっている……」とカンドーしたことは、台風の大きさをヘクトパスカルと言う、早口言葉で言うとなんとなくバスガスバクハツッ!と似てなくもないそんな、天気予報が革命を起こした時でしたから2年くらい前でしょうか、あの時、わたくしは目が開けられないほどの大粒の雨とヘクトパスカルの中、「すっげーなー」と外を眺めていたらなんとなく、ほんとうに魔が差したとはあのことです、窓を少しだけ開けてみるとドッヒャー!と雨しぶきが入ってきたにもかかわらず、Tシャツとツンパいっちょでベランダに出てしまい、いったいなぜこんなことになってしまったのかワケもわからずただただ呆然と、しかししっかりと立ち尽くしていた、あの時くらいでございます。
    つーか何が言いたかったかと言うと、今日、道で出会ったババアが般若のような、歯を食いしばるとはこのことだ、と言うようなすさまじい顔をして向かい風50mの中、チャリンコを立ちこぎしている姿を目撃してしまったからです。もう、これは何と表現すればいいのでしょうか、見てはいけないものを見てしまったような、しかし凝視せずにはいられない、生まれてハジメテお目にかかったスローモーションチャリンコ漕ぎ。全くもってキョウミとキョゼツとキョウフが混同した複雑な心境の中で生まれた感情、それが「あっ、あのヒト立ち向かっているっ」そのヒトコトだったわけです。


    2月24日?曜日
    とりつかれたようにTシャツを作りおえた。
    解説:ものすご〜くよろこばれる予定のが7枚。ものすご〜く嫌がられる予定のが19枚。極端ってスバラシイ。私はすべてにおいてそれでバランスをとっているような気がする。


    2月23日?曜日
    フラフラになりながらTシャツを作る。
    解説:誰か、鶴のおんがえしのように部屋に閉じこもっている私の制作風景をのぞいてくれないかな。ゾンビのおんがえしのようになってると思うんだけど。

    2月22日?曜日
    気合を入れてTシャツを作る。
    解説:点滴を受けた直後にそんなことをおっぱじめた私は熱でもあるのだろうか。あ、あるんだった。
    バイブのような歯ブラシをもらった。どっちの口にいれていいのかわからないので誰かあげます。ウソ。やるもんか。

    2月21日?曜日
    寒い寒いとは思っていたが、テレビでもお天気ネエちゃん(お天気ネエちゃんはノーテンキが多い気がするのはワタシだけだろうか)が「(今日は)寒い寒い」と言っていたのでそれほど気にはならなかった。しかし室温30度の中で皮のコートを着るのはどう考えても尋常じゃないとハタと気付いたワタシは仕方なく腕が曲がらなくなるほど厚着をして病院へ向かったのである。
    急性気管支炎。
    誰かに呪われてるのだろうか。 思い当たるフシがたくさんありすぎて誰だか見当もつかない。ちょっとお聞きしますけどアンタ?


    2月21日?曜日
    「アンタさあ、入院中に脳波とか調べた?」
    「うん」
    「……やっぱりね」
    部屋の中だけはおだやかな昼下がり、ミルクティーとモロキュウと言う妙な組み合わせの中そんな会話が友人と交わされたわけですが、あれはいったいどういう「やっぱり」だったのだろう。まっ、いいけどよ。

    2月15日?曜日〜20日
    「1週間クサイめし食ってきたよ」 と事後報告で電話をかけまくったが、そのコトバでびっくりする者は一人もいなかった。 過去3回の入院とちがって、医者や看護婦をおちょくってウサばらしをする元気もなく、屋上やボイラー室で男と一発かます体力もなく、毎日友達に電話をしてお見舞いを強要するパワーもなかった。隔離されていたのも気付かなかったのである。

    いぜん、ウチに「がばちゃんA」と言う小桜インコがいたが、彼女の名前はウルトラマンに出てくる怪獣「ガヴァドンA」をパクったものだ。 そんな私の身体は「インフルエンザA」と言う病原体に侵されていた。

    五十嵐のバカは、本気で「インフレかあ……」と言っていた。
    今後私のからだがナニモノかに侵されることがあるとしたら、それはイイ男だけにしていただきたい。
    健康ばんざーい!


    2月14日?曜日
    すべては熱でうなされていたことによる。


    2月13日?曜日
    6日の日記をかくじつに撤回。私はカバだ。(高熱で妄想を)


    2月12日?曜日
    6日の日記をまた撤回。もしかして私はカバだったのかも。


    2月11日?曜日
    6日の日記を撤回する。やはり私は天才だったと救急車の中で確認。これが黄色いヤツでなくてよかった……。


    10.
    プールで溺れる。猫背を直そうと思った。


    2月9日?曜日
    二人のケンカはオオカミの血が混じった犬が身を挺して食った。ごめんね、まずかったでしょ。


    2月8日?曜日
    自然(体)でいるなんておかしい。それじゃあ犬とおんなじだからね。
    と和田 勉が言っていた。ネコとは言わないところに意味があったらスゴイにゃあ。




    2月7日?曜日
    どんな態度にもどんな言葉にもどんな金にもビクともしない強固な意志が欲しいと思った月曜日。




    2月6日?曜日
    昨日の仕事はやはり持ち越しに。徹夜をしたにはしたが手にしていたものはペンキやクレパスやハサミではなく、プレステのコントローラーだった。なんで?
    知らない間に周辺は風邪が大ブレイク。インフルエンザ菌にさえワタシは嫌われているのか。いいえそれは私がバカだから。でもカバではないの。




    5.
    黄色いペンキを買うために3度もハンズに行ったかわいそうな私のオシゴトは今日中に終わるのか。こんなもん書いてていいのか。ダメ(神の声)。


    2月4日?曜日
    経営的にも建物的にも今にもつぶれそうな薬局が南台商店街にある。
    店の奥にある台所件家族だんらんの間には一年中こたつが置いてあってこれもまた一年中老人が座っている。
    それはたしかにジジイにも見えるが今流行りのミイラにも見えなくもない。真相は不明。
    うらやましいほどの汚さ。私はそのこたつの上に何かモノが置けるスペースを見たことがない。こんな家に生まれ育ったら、さぞかし強い人間になれそうな気がする。

    「眠くならないヤツくれる?」
    と言うと、店のおばちゃんは私の顔をチラッと見て、すみやかに『朝と夜だけ飲めば効くアレルギー鼻炎カプセル』をアリナミンEXの広告が描かれた紙袋に入れて手渡してくれた。
    「890円ね」

    ありがとう。でもおばちゃん、すぐさま鼻炎ってわかるほど、私そんなに鼻たらしてた?

    近所に出来た大手チェーン薬局にぜったいぜったい負けないでと願掛けしつつ、私は千円札を手渡した。
    「お釣りはいらないからサ」
    と、言ったつもりで言わずにおいた。帰りに缶コーヒーが買えなくなるから。




    3.
    太巻きを16本作成。芸術家はなにをしても芸術になるがザンネンながら私は一市民。片岡鶴ちゃん大先生なら、絶賛されるであろうシロモノもただの失敗作に。恐怖覚醒 BIOHAZARD CODE:Veronica購入でそれどころではない生活がまた。プールさぼる。


    2月2日?曜日
    9年間監禁事件をめぐって知人と大ケンカに。『妄想絶対論者』はこれだからイヤ。死ね。つーか監禁されろ。


    2月1日?曜日
    マニキュアを塗るのに1時間半かける。肩がこった気がしたのでSEXで血行不良を治そうと試みるも未遂に終わる。



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