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    4.30.tue.2002 a
    毎日のように郵便小包や宅急便が来る。
    ヤフーオークションでバカ買いをしてるせいだ。
    最近では封を開けるのも面倒で、玄関や階段にそのまま置いてある。

    昨日はフリーマーケットに行ってくだらないものばかり買ってしまった。
    盆栽以外はみんな袋や箱から出していない。
    あんなに値下げ交渉に燃えた戦利品たち。
    あのメラメラがどこへ行ったのか知らないが、このままヤフオクに出品することに決めた。

    しかし去年暮れに購入したデジカメを壊してしまって修理にも出してないことに気付く。
    画像がなけりゃあ落札もキビしい。

    「修理に出すくらいならヤフオクで買っちゃえよ」
    と悪魔らしき未確認生物が耳元でささやく。

    ハンペン(小学校の同級生)の親の口癖は
    「勉強しないとお金持ちになれませんよ」
    であった。

    今ではそのコトバが痛いほどわかる。
    わかるだけです。



    4.29.mon.2002 a
    私はこれを見ると、いつもギョッ!とする。

    『えっ!決済はウォシュレットで!?』

    とにかくヤフーを開くたびに毎回なので、私は多分知能が足りないのではないかといつも思っていた。

    だがしかしそれを友達に話したら
    「それは願望ですよ」
    とイミシンな敬語を使うのでそうかもしれないと納得することにした。

    そうか。私はウォシュレットで決済をしたかったのか。
    そう言われてみればしたかった気がする。
    確実にしてみたい気がする。

    知能が足りないのではなかった。良かった。

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    どんなおめでたいとされるニュースも、他人ゴトならばなおさら私を幸せにはできない。 と、思っていたが。

    上野の居酒屋で、注文したハマグリから真珠がでてきたニュースをご存じだろうか。

    「真珠を見つけて以来、なんだか毎日が幸せな気分」
    (注文した長田さん談)

    あまりにも単純すぎるこのコトバを聞いて、私もなんだか幸せな気分。



    4.25.thu.2002 a
    「大笑いしすぎて笑い死ぬ」と言う死に方に憧れているがこれはどうだろう。

    ネットゲームプレイ中に興奮死 中国のネットカフェ
    人民日報日文版(Web版)の4月22日付け報道によると,中国江西省・南昌市のネットカフェで,ネットワークゲームをプレイの高校生が急死する事件があった。「極度の緊張状態」が原因という。

    報道によると,死亡したのは大学受験を控えた高校3年生。毎日ネットカフェに通ってネットゲームをプレイしていたという。状況は不明だが,プレイ中に極度の興奮状態に陥って突然死したものとみられている。ゲームタイトルは報道されていない。

    日本でもパチンコでスリーセブンを出した直後に興奮して死亡した男性が知られている。リアルタイム性の高いネットゲームでは興奮度もより高まるため,過度の熱中には注意が必要だ。(ZDNet)


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    この記事で注目したのは、興奮して死亡した男性が知られていると言う点だが、パチンコ男とネット男は全く異なるような気がする。中国発高校生の「極度の緊張状態」に対して、パチンコ男は「極度のヨロコビ状態」だ。前者はその執念と現世への未練が断ち切れないだろうが、後者はまあスリーセブンと言うのがちとセコい気はするけれどもこの男なりに喜びの絶頂で死を迎えるという実にうらやましい死に方だと思うのだ。

    私の友人でも草食動物のようにおとなしい男がいるが、彼がアクションゲームをした時の豹変ぶりは尋常ではない。
    目の色がガラリとかわり、(本当に変わるんです)
    「オラオラオラッー!!!!!トリャッ!グエっージージーキョアーッーーー!!!」
    とコトバと言うか声帯模写のような音をずーっと発して、人の呼びかけも全く耳に入らない。
    コントローラーを離すとまた草食動物に戻るので『死と隣り合わせ』と言うスリルは味わえないけど、私はあれを見物するのが楽しくて楽しくて仕方がない。

    でもどう考えても病気だと思う。



    4.16.tue.2002 a
    『この世で一番肝心なのはステキなタイミング』
    と言う坂本九の歌を聴くと、『タイミング』が印象に残る。

    しかし活字にすると、私にとってこの20文字の一瞬の印象は『砂肝』なのである。

    恐らく、『肝心』と言う漢字に精神集中してしまうためだろう。

    もちろんこれは私にとっての視覚的印象であって、人によっては『タイピング』かもしれないし『サッポロ一番』かもしれない。数学に強い人であれば一瞬のうちに『20文字』を悟るだろうし、場合によっては『漢字+ひらがな+カタカナ』 つまり 『5+7+8』と言う数式がひらめくかもしれない。脳の構造がより複雑ならば『68画!』と答え一発かもしれない。

    とにかく、脳みその引きだしが少ない私はあらゆる文字(店名・人名などを含め)を一瞬の感覚に頼って記憶しているのだ。つまり印象派だと言うことが言えます。全然違います。

    さて、
    見知らぬババア&娘らしき女子に
    「このへんに『フクジュ』って言うお店ありませんか?」
    と聞かれた私は
    「『フクジュ』?それは漢字ですか。ひらがなですか。カタカナですか?ローマ字ですか?ハングル文字ですか?」
    と聞き返した。
    そりゃあ最後のハングル文字については確かにジョークではあったけれども、だからと言ってお礼もなしにいきなり早歩きで逃げることはないと思う。
    「それは何画ですか」
    と聞くよりよっぽどマシだと思うんだけど。



    4.9.tue.2002 D
    揺れる乙女ゴコロ
    嗚呼、私はそうだ、髪を洗うためだけに生まれてきたのだ。
    きっとそうだ。そうに違いない。

    そんなことを思わずにはいられない夜更けのシャワータイム。

    ああ、神様
    髪の毛の一本一本がレベルアップしてひとつの束と化したこの固まり。
    洗髪作業に2時間半。

    もう二度と1ヶ月放置トライアルなんてバカげたマネはしません。

    だけどやっぱりショートにしよっかなー。



    4.4.thu.2002 D
    ■目から鱗か
    ああ、私がなぜピクミンをピグミンと勘違いしていたのかやっとわかった気がする。

    ■ケインコスギ“熱愛”東尾理子の真相
    筋肉カップル』と呼ばれる二人は本当にさわやかなのかどうなのか。

    ■数珠繋がり
    なにげに検索などして目新しいサイトに行った。

    テキスト系サイトを個性のないサイトと批判していた。つまらないので→リンク集を見る→他サイトに行く→リンク集を見る→他サイトに行く→リンク集を見る→他サイトに行く→リンク集を見る→他サイトに行く→リンク集を見る→最初に見たサイトに再び不時着
    リンク集はみんな同じサイトばかりだった。紹介文までほとんど同じだった。文中リンクまでかなりの確率で繋がっていた。みんな年寄りだった。WEBリングとはまさにこのことだと思った。もしくはサークル活動かもしれない。何かの地下組織かもしれない。

    あーゲロ吐きそう。



    4.1.mon.2002 D
    オーストラリアに住む友達Nから電話があった。
    「アソビ?今からそっちに行くから」

    私は、今日がなんの日であるか、日付が変わった時点で異常なほど意識しているので、軽くジョブ。
    「あっそー」
    と電話を切った。

    夕方、イカの刺身を買いに魚屋へ行って帰ったら、
    隣の婦人警官が、友達が来ていたと教えてくれた。

    彼女の婦人警官的情報によると

    ・見たことない友達であった。
    ・きれいな顔をしていたが笑うと口が曲がるのが特徴であった。
    ・アンドレ・ザ・ジャイアントのような外人が一緒にいた。
    ・「いつ帰ってくるかわかりませんねー」と言ったら「急ぐので帰ります」と言って帰った
    ・ちょっとあんた、また鍵かけなかったのっ!

    ‥‥‥と言うことだった。

    んー。
    Nと婦人警官の繋がりは全くないので一緒に騙してるとはとても思えないのだがしかし、友達の誰からも連絡がないのはちょっとおかしい気がするが、だからと言って私から誰かに電話して確認するなんてことは何がなんでも避けたいし、もしもここで騙されたら人生最大の屈辱を味わうことになってしまうのもいやだし、やっぱほっとくか‥‥‥とも思うが愛と正義の婦人警官があそこまでリアルな嘘をつけるのだろうか‥‥‥いや待て待ってろ、他の友人が去年の屈辱を晴らすために数人で仕掛けたと言うことも十分にあり得るではないか、そうだそうに違いない‥‥‥あーよかったー騙されなくてーザマーミローバーカバーカ!私を騙そうなんて一億万年早えーんだよっ!‥‥‥いやちょっと待てよ?アンドレ・ザ・ジャイアントとは‥‥‥?などと思っている矢先に冷蔵庫にて『アンチョビ』の缶詰を発見した私はウラも表も透かしてみても完全なるイタリア産で国内で購入した形跡はどこにもないのだがてめえで持ってきたおみやげの缶詰をしかもわざわざ冷蔵庫に入れるバカがいるだろうかとも思ったりもしてまあバカはバカなので仕方ないにしてもあまりにも臭い!と言うか匂う!むしろわざとらしい!そうだ、これは罠だ完全なる、いやマヌケな罠だ、そうに違いない‥‥‥

    こうして例年のことですが、私の疑心暗鬼な一日は暮れていくのでした。





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