Weekly Teinou 蜂 Woman



今月のイメージ(適当)

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29 July,2007 Sunday [#] 

■昨日の夜から、怒られてばかりでいやになった。そのシメにふさわしく、最後にはオカンから別件で電話があって、「あーもう、今日は怒られてばかりだよー」と頭を抱えたら(抱えたのは見えてはいないだろうが)、「ああ、もういいよ、気にしなくていいよ」と気持ち悪いことを言われたので逆に恐ろしくなった。そんなことをオカンに言われたのはうまれてはじめてではないか。


■先月買ったNOKIAの携帯がぶっ壊れた。とにかく言いたいことはヤマほどあるがそれでもガマンして使っていたのに壊れやがった。ただメールをチェックしようとしたら、「メモリがいっぱいでアプリケーションを終了しろ」とパソコンみたいなことを言いだした。仕方なくアプリケーションとやらを終了しようとすると、そのままフリーズして、今度は立ち上げることもできない。SOFTBANKがこれほどクソだとは思わなかった。本当にクソでダメで使えなくて詐欺で最低最悪、極悪非道な会社だ。しかも2年間やめられない。悪徳商法じゃねえか、悪代官だよ、あのハゲ(孫のことです)。

と、ここまで悪口を書いたところで、NOKIAの電源が通常の携帯とはちがうことに気がついた(思い出した)。電源押したらあっさり再起動。ごめん、NOKIA。でもあんまり好きじゃないから。







Are you Hungry?
90年代に登場した日清のHungryシリーズCM。当時広告業を生業としていた私の周辺でも話題だった。今見てもかっこいいね。




The Torture Museum
広告Advertising Tortureで知った、拷問博物館。この前紹介した拷問シリーズのトゲトゲイスもばっちり。ここはいいなあーすごく行きたい。




Movies of Jumping Spider Courtship
ハエトリグモの求愛ダンス動画一覧。必死なクモがマヌケで実にかわいい。




The Pride and joy of a Lion King.
via:neatorama
リアル、ライオンキング。どうしようってくらいのラブ写真。




The World's Youngest Videoblogger
世界一低年齢のビデオブロガー。なまいきな感じがなんともいえません。




gezfry.com
イギリス人と日本人のハーフイラストレータージェズ・フライ。二つの国のいいバランスが作風にもあらわれているような。でも日本チックなほうがモーレツにいい。




Japan's Hello Kitty Cat Humiliation System
ネコをハローキティにしてしまうグッズ。白ネコ派のキミにはぜひ。




INTO THE WOODS
枯れ葉とぬいぐるみとリボン。かわいい。




CREEPLINGS.COM Mia Makila& Gus Finklestein
Mia MakilaとGus Finklesteinという、とても作風が似ているアーチストのコラボ?




Mia Makila
上のサイトの1人、Mia Makilaの個人サイト。ちなみにGus Finklesteinはここ。優雅でグロい。





佐伯 俊男/Toshio Saeki
chesscoaster






24 July,2007 Tuesday [#] 

■さっき、「頭脳があればっ!なんでもできるっ!ダーッ!!!」(1、2、3はハブきました)と部屋の中でなんとなく叫んだら、外から「うるせーっ!」と怒られた。知らない人に、怒られたよ……。


■あと、更新しろよって怒られた。じつは怒られるのはそんなにきらいではない。なので困る。怒られているとにやけてしまうから。人によるけどな。なのでコーシンします。古いネタにもおつきあいください。シネ。

■先日、私が席に戻ったとき、向かいの席のMさん(男性)が後輩の女性となにやら話していた。

健康診断に行って帰ってきたら「ほら、早く見せな、ホレ、はやくっ」と腕をさしだすので、A(問題なし)ばかりの診断結果を渡したところパッと中身をみて「なんだつまんない!」と言って投げ返された、と、その様子をモノマネをしながら語っていたのだ。

Mさんはウワサではずいぶんと上品な女性と結婚したことになっていたが、ずいぶんとキツいヨメさんだな……と思い、そのままを口にしたら「いや今の、土屋さんのことですよ」と言われておどろいた。まるっきり記憶にない。ハメられたのだろうか。

でももしそれが本当だとしたら、私はなかなかいいセンいってるような気がした。けっこう面白い話だった。







mutatocollection
日本ではおなじみ、農家のおっちゃんが奇形的やさいを持ってニンマリの画像はアートとはかけはなれたもののように見えるがさにあらず。すいません、「さにあらず」って使ってみたかっただけ。とってもキュートなやさいたち。

長野の民宿で採れたきゅうりがみんなチンコのかたちをしていたのにはおどろいた。のろいか。願望か。




半分子ちゃん保管庫-Hanbunko-chan 14 years old
via:Hugo Strikes Back!
お絵SQL@ふたばで生まれた右半身だけの女の子、半分子ちゃん(14歳)の保管庫。だそうです。絵もかわいいけど半分子ちゃんという名前がまたいい。今ひらめいたけど「あそびこ」って名前だったらかわいかったのに。




全国の海水浴場が大混雑
via:ゴリラブーツ
しかし日本が誇った芋洗い状態さえも中国にうばわれることになろうとは……




Top 10 streaker videos
ストリーキングことストリーカー、(ストーカーではないので念のため)動画トップ10。動画で見られるストリーカーはもはや宣伝マンとしての役割が多くを占めてからの時代。やはり本物の頭おかしい人がやってのけた頃の動画を観賞したい。




Michelle's Trick Tongue
舌技。しかもかわいげな女の子が……。




Woman's feet chemically burned by cheap Wal-Mart sandals
スーパーマーケット「ウォルマート」で買った安もんのビーチサンダルで皮膚炎になった人の記録。(アレルギーではないそうですが)でもってまだ売ってるよ、こいつら!って画像も。100均より高いけどね。また中国か。最近、中国が目の敵にされていますね。なんだろうね、あれは。




Jessica the Hippo
ジェシカちゃん。カバです。人んちのドアをあけてキッチンにエサをねだりにきているのだが、ウソみたいな映像。カバだけに超なごむ。カバだけにって意味が分からないけど、自分でも。




Paolo Maria Deanesi Gallery
肉アート。ほんものの肉便器があるよ!(これがいいたかった)




C-String Invisible Underwear
ふざけてますね。トイレはどーすんだろコレ。





Trichopterae
THE MAKING OF DAMIEN HIRST’S DIAMOND SKULL…
La collection d' Appareils photo anciens de Sylvain Halgand
Real Life Sea Monsters - 24 Bizarre Creatures of the Deep
暴れ猿の目前で“犬猿”披露…飼育法めぐり2職員が大ゲンカ
町田康さん「布袋寅泰さんに殴られた」ロックで食い違い?
Flickr: The Tea sketches Pool
Joy Ang - Illustration, design, photography




23 July,2007 Monday [#] 

■なんだか今日は、恐怖特集です。



小柳ルミ子が27歳下俳優石橋正高と再婚
この記事はじつにけしからん記事だと思った。なにがけしからんのかというと、27歳年下とかではなく、小柳ルミ子はとっくに「rumico」に改名したのではなかったか。モーニング娘。に「。」がなくて叩かれる時代、藤岡弘、に「、」がなくて怒られる時代(わたしに)、この句読点時代に、rumicoに失礼じゃないか!、と、ルミ子のめでたいニュースを汚すあるまじきミスだと思ったのだ。

でもwikiをみたらどっちでもよさそうだった。あれだけrumicoにこだわりをみせたルミ子が、「小柳ルミ子」への反逆、アンチテーゼだといってのけた「rumico」……「k」ではなくて「c」という、まるでdocomoのようなどうでもいいこだわりを見せてくれたルミ子が、どっちでもいいなんて……。私はrumicoにうらぎられた気分だ。必死にkとcをミスタイプしないように心がけていた自分が情けない。

あと、どうでもいい話として、27才年下というと、私でいうところの(いわないが)13才でもOKということになる。あと、どうでもよくない話として、後輩が「警察官と合コンをやる」というので「離婚歴のある男はいるのか」と聞くと「わーーすごっいイケメンのバツイチがいるそうですよ!」という。するとすかさずイケメン好きのさらに後輩が「30後半だったら土屋さんにあげますよ」と言い放った。オイきさま……。明日お菓子あげないぞ。(イケメンにも弱いがお菓子にも弱い)




緊急全身打撲のお知らせ
今日は私の注目人のニュースが続く。我が心の師、プリンセスTENKOが、全身打撲で全治一か月だそうだ。金正日もさぞ胸を痛めていることだろう。最初はニュース記事「プリンセス天功、イリュージョン失敗で全身打撲」で知ったのだが、失敗と早合点するにはいささか……正直、これもイリュージョンの一種では?という気がしないでもないのが真のファン心というものだろう。

刃渡り10センチ、長さ80センチの金属製刃物、計20本に左右から強い力で挟まれ、あと1センチで右目に剣が突き刺さる状態だったという。ほら……まあどちらにしても、早く元気なお姿を拝見したいものだ。そのときにはきっと少女のようにふるえながら事故の状況を詳細にかたってくれるだろう、そして見事な復活をはたしてくれるはずだ。それが天功。われらのプリンセスの姿。

写真はすべて公式サイトよりもナマの姫を堪能できる魅惑のモナムールより




Where all the fun is Dumped
via:みずほN◇MIZUHO(N)
というわけで、身の毛もよだつ拷問機シリーズ。(本物)こういうサイトは今までにも見てきたが、じっさいにイラストなどで「使用方法」みたいなものが描かれているとグッと妄想がひろがってきて恐ろしい……日本人は世界一野蛮で残酷などという人がいるが(おもにうちのオカン)、どの世界にも野蛮で残酷な人間はいると思うし環境や状況がかわればみなこんな一面も持っているかもしれない。ああ恐ろしい……




Sutherland Sisters
恐怖は続きます。しかし、今のヘアスタイルにも3日であきて、せっせと髪の毛を伸ばしているのだが、この姉妹をみたら、「やっぱやめようかな……」って思ったり思わなかったり。超ロングヘアーは貞子登場の前から、どうしても変人の中の変人の類いにみえてしまう。それがこんなにそろっていたら……エレベーターに、こんなのが乗っていたら卒倒するな、ぜったい。




Grim Reaper Goes Bowling
本日の恐怖は映像でシメます。

1987年のオーストラリアでのエイズ公共広告。ものすごい恐ろしさ。人間ボーリング。放送禁止になってもいいくらいだ。





The 18-stone fish that was off the scales






21 July,2007 Saturday [#] 

■朝日.comの"こぼればなし"からはじまって、ZAKZAKでハメをはずし、今やB級ニュースをさらにふまじめに伝える風潮で逆につまらなくなっているニュース記事。livedoorニュースもAmeba Newsも報道とはいえないクオリティでそれがウリでも狙いでもあるのだろうが、これでは個人ニュースサイトのコメント読んだほうがずっとマシだと思う。B級ニュースの面白さは、そのクソまじめな語り口にあったのに、こんなんじゃしらける。

とはいえさすがにこれは面白かった。動物園でカバと追いかけっこして逮捕された少年のはなし。しかも一緒にいた少女の気を引くためだったというから涙ぐましい。

専門家の話では、(中略)怒ったカバに立ち向かうほど馬鹿げたことはないという。

そりゃあ書きたくなる気持ちもわかる。




9条ネット、ZAKIの政見放送が身内でもりあがっている。まったく知らなかったが、SMAPの楽曲提供(?)なんかもしていたらしい世直しミュージシャンZAKIの「ゼットエーケーアイ!ザキッ!」が妙に耳に残るのだ。そんななか、本日渋谷で聞き覚えのある歌声が……携帯からのアップなので画像も汚いけど動画も撮った。Youtube:ZAKI







韓国抗議行動の刺激的な世界
The Exciting World of South Korean Protests

via:あれこれ.....
旗くっちゃうオヤジとか、ハチで訴えるおっさんとか、ソロで戦う宇宙人とか……ウチでも紹介してきたが、そういやみんな韓国発だった。もう、なにがなんだかわからない韓国のデモ事情。しかし、世界一斉反戦デモの時のような、とりあえずみんなで出とけ、みたいなものよりもずっと本気度がつたわってくる。そりゃ目の前でやられりゃ笑っちゃうけど、笑いながらもズシンとくるのも事実。




ハッシーに貫禄がついてる件
あの金髪ゴリ棋士橋本崇載が、今度はテレビ目線で勝負の模様。こんなことやってる余裕あるんだな。本気出したらあなどれない。




"Thriller" YouTube - Philippines prisoners reenact Thriller
動画・フィリピンはセブの囚人たちによるスリラー。これはムショ内で規律を正すための一環で行われているのだろうか。それにしても最後の演出は、女性役のオヤジをゾンビ全員で取りかこむ設定にしたらきっとものすごくおそろしくなると思うのだけど、囚人だけに。




Jean-Marie VIVES
写真とアート。仕事(広告)別に、いろんなテーマの作品をつくっているアーチストのようだが、アニマル関係はうつくしくて迫力もあって幻想的。メインはここ




名前からさっするに日本人だと思う。究極の紙切りアート。気が狂いそう。とちゅうで破れたときのことを想像するだけでおそろしいが、そんな小心者にはとうてい作れないものばかり。あとは手先の器用さと根気。



"The Simpsons go to Paris with Linda Evangelista"
シンプソンズ一家がスーパーモデル、リンダ・エヴァンジェリスタとパリへおでかけ、というすばらしい作品。パリコレで活躍するデザイナーのファッションもたのしめる。




On-board Safety Cards Collection
via:かまわない
セイフティーボードのコレクション。よく集めたなあーとても一気には見られない数。





FemSkin.com
虫に詳しい奴、緊急だからマジちょっと来い(セミ羽化実況)
The fine art of hooker and motel flyers
Barbie Alice in Wonderland Doll
Chris Dimino's Portfolio
The Fat Wonder Woman Blog
L’Officiel | Raft | Mark Squires
YouTube - The Killers - Mr. Brightside
山形県選挙管理委員会
DKE TOYS Distribution






19 July,2007 Thursday [#] 

魚のガイコツをつくりたい
本日の記事は、魚を買って焼いて食って、ガイコツをつくろうと模索した様子を公開した。 超激白すると、本来は「魚をきれいに食べる特訓」がメインテーマだった。

あまりにもどうにもならない私のブザマな魚の食べ方と、あまりにも美しい魚の骨。私は美しさに負けた。完敗だった。魚の骨に負けるなら本望だと思う。

記事内でずっと「キンメダイ」と言い続けてきた魚が、実は「キンキ」だったということを方々から教えていただいた。しかも、魚屋のおばちゃんが書いてくれたメモにもしっかりと「キンキ」とあるではないか。赤いし目がデカいし、最初の文字が「キ」だし、まぎらわしいことをしないでいただきたいが、見る人がみればハッキリわかるのだそうだ。やっぱり玉置さんに原稿チェックをしてもらうんだった。教えてくれた人、どうもありがとう。




ANIMAL KISS
人間同士のキスを目撃するとだいたいにおいて「ケッ!」と思うが、動物とキスをしているのは別。じつにほほえましい。そんなアニマルキスな写真コレクション。フェチなひびきだアニマルキス。ほかにもいろんなコレクション画像がジャンル別に見られる。ブログとちがってみやすくていい。けど重い。

キスの話に戻る。人見知りは激しいクセして、私はわりと、赤の他人に話しかけることが多い。あれは発作で、フイに「お?」と思ったことがつい言葉に出てしまうのだ。ビョーキに近い。その空間がどこであれ「お?」がくると、一瞬にして我が家の空間になり、リラックスするのではないかという結論にいたっていた。

だが先日、この持論はまちがいではないかと思う出来ごとがあった。改札口で抱擁しているカップルを目撃し、やはり「お?」と思い足をとめて検証にはいった。若くてブサイクな2人がどんどんエスカレートして「おおおっ?」になった瞬間、近くを歩いていたサラリーマンの腕をトントンと叩き、「ほら、あれー」とつい教えてしまったのだ。

私はすみやかに人ちがいのフリをして、「あ、すいません」と言いつつ、なにもなかったように本屋に向かって一周、また改札口に戻った。あの2人はもういなかった。おそらく車イス用のトイレ(広いから)でヤッてるんだろうと思い、バカらしくなって家路に着いた。

しかし私のあの(他人に話しかける)行動は、いかにも野性的な本能で、理性ではどうすることもできない。脳に指令が届くよりも早く、クチや手が勝手に動いてしまう。瞬発力か。いや、どちらかというとアルツハイマーに近い。




Alligator Knocking
「どーせウソでしょ」と思うクセをなんとかしたい。ネット病だ。散々騙されてきたので、なんでもかんでもまず疑ってかかる。クジラが街中で爆発したというSFチックな記事も最初は「どうせ……」と思ったものだ。でも私もよく、体験談などの一部始終を話して大満足、ちょっと一息、ってときに相手はまるっきりホラだと思っていた、ということがよくある。あのときの悔しさったらない。

最近では「信じられないような話」はなるべくしないように注意しているほどだ。でも年をとるにつれて、私の話を信じてくれない人間が増えたような気がする。あーやだやだっ。猜疑心の強い人が増えてきたということだろうか。オゾン層のしわざか、もしくはツチヤ病。




BRUNE&WOEHLKE- Schmuck Prickeln
via:sexblo
68手リングかと思ったらそではなかった。そうではなかったけど、やっぱりかわいいリング。成人式のお祝いなどに。




Pillowig
どこでも枕。川上 賢司先生の珍発明かと思った。それにしてはちょっとかっこつけすぎている。発明は、ダサいからこそ光るのだ。




Sako Kojima-児嶋サコ
via:タマヒメβ版
こういうのは究極のコスプレだ。しかもかわいい。ふつうのコスプレでかわいいのはまずない。





彼女のカラダを触って逮捕
Arr, The Kraken
Stardoll - Your paperdoll heaven
NATROMの日記






16 July,2007 Monday [#] 

深海鮫漁とオオグソクムシ
デイリーポータルのライター玉置さんの、深海ザメ漁の体験記事。私も息子と同行させてもらった。ささこさん山口マナビさんも誘ってみた。なにしろ深海ザメの漁だ。めったに経験することはできないだろう。そのつもりだったが体験したのは漁ではなく、船酔いだった。船酔いは生まれて二回目で経験済みだが、あのときはウンコをしたかったのでまさか本当に酔うとは思ってもいなかったのだ。

私とオン以外は全員不眠というハイテンションの中、それでも乗船後の私のテンションは異常に高く、船内をウロついたり人に質問しまくったりしてとにかくコーフンしていたがあっという間にソレはきた。そしてそのほとんどを船上で寝て過ごした。

けれども私は、あの惨めで過酷な体験などきれいに忘れて、夢のような深海ザメの漁をまるごと体験したつもりになっている。

サメたちの澄み切った眼球も、やっぱりサメ肌だった皮フも、船上で産み落した子ザメの目の大きさも、ズッパリ取り出した大きな肝臓もきれいにざっくり覚えている。都合のいい脳みそだ。

玉置さんに同行していたカメラマンの坂さんは、稀に見るすばらしい人物だった。車も出してくれたし、運転もしてくれるし、漁師さんやたまたま乗船していた海洋学者の先生方にも矢のように質問攻めにするし、釣りの話になるとテンションが異常だったし、挨拶の声はやたらデカいし、そしてやっぱりカメラをかまえると何かに憑依されたように、一気にプロのカメラマンになるのだった。

海では深海生物に注目だったが、陸では坂さんを観察すべきだった。


サメ解体の動画でも坂さんは大活躍です(声で)
YouTube - deep sea shark Anatomy(解体動画)
えーとヌタウナギというメクラウナギのような物体を、玉置さんと坂さんにそそのかされてネタ用に持ち帰った。あの、触れば触るほどでてくるというヌメりに美肌効果があるのだという。顔に塗って調査するというなかなかの企画だ。

だが一刻一刻と時間が経つにつれ放つモーレツな臭いに私は耐えられなかった。少しでも嗅ぐとオエッ!オエッ!オエッ!となって胃がケイレンを起こしそうになる。当日一緒だったみなにも後日励まされたり挑発されたりしたが、それでもダメだった。

昆虫料理の第一人者、内山さんに救いの手を求めたら、快く引き取ってくださると言う。ちょうど28日には「セミを美味しく食べる集い」がある。そこで試食会をしましょうということになったが、ご返事をいただいてから急に鮮度が不安に……。誰しもに「確証はないな」と判断されこちらも断念。内山さんにはまったくご迷惑な話だった。すいません。今は冷凍庫で2匹、静かに眠っています。かわいいんだけどな。

ほんとうにいい体験をさせてもらった。サメの目は哀愁があり、一度見たら忘れられないぐらいのインパクトだった。行く前にも自慢したが行ったあとにも自慢した。玉置さんとは初対面だったが、ぼそぼそと面白いことを言うのですっかりお礼を言い忘れてしまったのでここでお礼宣言します。どうもありがとう。

冬のミルク蟹漁も懲りずに同行させてください!(酔うけどな!)そのころまでには必ずタマキさんかタマオキさんか判断できるようにしておきますのでよろしくお願いします。(タマオキさんですっ!)

私が死にものぐるいでかろうじて撮った写真を公開中。モザイクはないので注意
Deep Sea Shark - a photoset on Flickr

愛おしそうになでるささこ(おいしそう!って言いまくっていたクセに!)こんなにいい写真を地べたに這いつくばって撮ってくださるのは坂さんしかいらっしゃいません!

お世話になった長谷川さん親子
宝は駿河湾深海にあり!
やっぱ漁師はかっこよすぎるなあー








15 July,2007 Sunday [#] 

新宿駅ガムテープ文字案内の佐藤さん:トリュフォー
2004年の記事だが、新宿駅工事案内板のガムテープフォント。現在は日暮里だかどこかで今もその技を発揮しているらしい。こういう素人によるプロの仕事は本当にかっこいい。あれ?このまえ路上で披露してくれた「けいれんする犬のモノマネ」のおばあさん、あれももしかしたら素人のプロ仕事と言えるのかもしれん。




Britain's Got Talent Connie Talbot Conny
YouTube.またタレント発掘番組で天才児が。6才のコニーたん。異常にかわいいんだけど、歌い始めた瞬間は吹き替えかと思った。




Baby from Nirvana Nevermind CD Cover
via:Zazazan
Nirvanaの大ヒット作、というよりも狂わせた有名な一枚、あのチンコベイビーももうすっかりお兄ちゃん。きっとあだなは「チンコ」だっただろうな。私なら言うな、ちんこ。




Dumb-bells in Carrara marble 3,5 kg
ダンベルってジャマだし、部屋に置いとくのはかっこわるくてイヤなんだけど、これならいい。すすんで置きます。骨ダンベル。




中の人
via:NOT WILD STYLE
中の人の必死な表情と、女性さわやかな表情のギャップにプロの仕事をみた。




Skull-A-Day
via:sasapong
ガイコツに見える画像のコレクションブログ。




HFAart
ガイコツつながりで……たまに登場するガイコツ子ちゃんがとってもキュート。




handsoap
たしかにハンドソープだ。しかも超リアル。




ウンコが売れてるらしいよ










14 July,2007 Wednesday [#] 

■海の日が近いので、「船が沈没しかけて、パニクっている女子高生たち」の写真を特別公開します。混乱して海に飛び込もうとしている人、それを止める人、ただただ祈る(南無阿弥陀仏)人、恐怖のあまり狂った人などです。1人、ほんとに狂ってる女子(現在沖縄放浪中)がいるな……。このあと甲板で正座をさせられましたが、あのときこそ狂うべきだった。



■たまにぶった切ってるように分離するガムシロがある。ここのカフェは、料理は旨くないけど、ボトルにいれたガムシロがでてくるから好き。しかもそのボトルを持ってきて"少ない"と気付くと、テーブルに置く前に「あ!すいません!」とあわてて満タンのボトルを持ってきてくれるので助かる。実にいいカフェだ。

■富士登山もつぶれた。明日は台風にそなえて一日中家にいる。夜があけてきたのでネタはまた明日。嵐の日は家か公民館にいるに限るな。でもどうせあれなんだろう、たいしたあれじゃないんだろう。






11 July,2007 Wednesday [#] 

■そういえば先週、ゼラチンでコンタクトを作ったんだった。ワンデーも2weekもコンタクトは一応使用期限は定められているものの、そんなの信用しない。てきとうに白濁してきたら取り替えることにしているが、これも「そろそろですよ」というかわりに、目の中で溶けてくれたらどんなにか便利だろう。と学んだ企画だった。



■道ですれちがった犬がどうにもめずらしい犬種だった。飼い主の女性(初老)に思わず話しかけたら大変なことになった。動物病院帰りだそうで、そこで見た「ケイレンする犬」のモノマネを何度もされてしまい、さすがの私も引いた。

冷静に想像してみてほしい。駅前の道で、犬がけいれんしている様子をカラダで表現する初老の女性。それを何度も見せられる私と犬。あまりにも動揺してしまい、犬種を忘れてしまうほどだったし、もう一度聞き返す根性もなかった。ああいうときは、「ケイレン返し」をして、自分のパフォーマンスがどんなにドぎついか思い知らせるのが一番だとあとで気付いたがそのときはもうそんな思考能力もなかったのだからしかたない。



■似てる。
JurajskaOn Toyota’s mind.







=Undead-Art
via:who killed bambi?
かわいいキャラを血みどろにするアーチスト。いいなあ。夢をブチ壊す夢が現実化! ebay.comでも購入可能だが安い!バイオレンスキティちゃんがお値打ちだ。この流れで白雪姫と赤ずきんちゃんをリクエストしたい。




恐怖のゴキブリ“テロ”?100kgって…
もはや「テロ」と思ってもおかしくはないゴキブリ軍団。でもまあ、いつか見たネズミの家にくらべると比ではないな。そういえば、キンチョウのゴキブリ殺しスプレーコックローチだが、すでにみなさんご存知のとおり、ゴキブリのことを英語でコックローチっていうんだよね、へんだよね、まあ金鳥もへんだけど。蚊とり線香はわかりやすいのになあ。




Make-My-Own-Monster Custom Design Kit
via:冬眠
ああいいねえ、子どもの描いたモンスターをクッションにしてくれるサービス。




Antonio Colombo Arte Contemporanea
なんとなく気に入ったイラストたち。







8 July,2007 Sunday [#] 


カモメにおにぎりをあげようとしている息子のオンとささこ嬢。そして死んでいる私の図。

静岡まで、深海ザメの漁を見物しにいってきました。漁の体験をするはずが、船酔いの体験をするハメに……。あれだけ苦しい地獄の思いをして、海の仕事のほとんどを見ていないというのに、一部始終を体感した気になっているから不思議です。私の脳みそは、やはり都合のいいようにできているようだ。このレポートはかなり後日にあらためてご紹介したいと思います。







Big Wendy the muscular whippet
レースドッグのウィペット犬、その遺伝子異常で生まれたワンちゃん。なんとなく痛々しい印象を受けるがご本人はいたって元気。筋肉隆々といえばこちらの牛たちSchwarzenegger Cows Photo Gallery も見応えある。




背筋ゾクゾク族文化だよ
via:ゴリラブーツ
ラストの写真のインパクトに絶句しましょう。




耳たぶかみ切る:ものまねタレント仲間、酔ってもめる
内容はともかく、記事を芸名で混乱させるのはやめてほしい。 えー矢沢永作が、芸人のカズノコとケンカをして、仲裁に入ったつんつくさんの耳たぶを噛み切ったということでOK?耳たぶと言えばタイソンだよなあ。




Tessa Farmer - Artwork - The Saatchi Gallery
昆虫の死骸アート。




Barnaby Barford
気品と下品を兼ね備えたすばらしき陶器たち。この類いではsharyboyleがあるけど、こちらはもっとラブリーな感じでとても好きです。




Sarah Hood, jewelry artist :: Jewelry :: Landscapes
ネイチャー的指輪など。本当の樹木でできた指輪とかあるといいと思う。春になると花が咲くリング。




Neunkircher Zoologischen Garten's Croc-Eat-Dog Promotion
ワニコスプレ、ではなくて、じゃなくてワニに食われた犬コスプレ。




CDC-Global Health Odyssey-
via:ザイーガ
感染症トレーディングカード




Goat-Bridge crossing, Pakistani style.






2 July,2007 Monday [#] 


先週、近所の知人がやってる店で飯を食っていて「これ旨い」と言ったらオカンに怒られた。「女が『旨い』なんて言うもんじゃない」という。何を言っているのかよく理解できず「旨いじゃなかったらなんて言うの?」と本気で聞き返してしまった。

「おいしい」というのだそうだ。おどろいた。おそらく読者のみなさまがたもさぞかし驚かれたと思うし、私をご損じの方々であれば吹き出していることと思う。腹を壊しているアナタなら、まちがいなくウンコ漏らしただろう。かくしたってムダだ。

つまり「下品」といいたいようだった。一緒にいた友人はたしかに「旨い」とは言わないかもしれないが、大爆笑カマしていて、この世のものとは思えないほど見るにたえない無惨な醜いノドチンコをさらしていた。クチの中では食いかけのメシまで丸見えだ。これこそが下品というものだろう。

オカンは真剣そのものだったが、実に不可解だ。オカンのマンコから飛び出して40年。ただの一度も彼女の前で、私は「旨い」と言ったことがなかったのだろうか。万が一そうだとしても、このように大きく脚をおっぴろげ、ソファにふんぞり返り、チキンを手でつまんで食い散らかしながら店の人を茶化す私に向かっていまさら下品もクソもないもんだと思うがどうか。言うべきことは、ほかにあるだろう、と他人事のように思った。

家に帰って、ホントに私、オカンの前で旨いって言ったことねえのかな……としみじみ思い返していたら、いきなりオカンが他人にキレている情景(過去に数回だけある)をハッと思い出した。それはもう、いわゆる聞いたこともないようなヤクザ言葉で相手を罵倒していて、清水の親分かなんかが憑依したとしか思えず、自ら正気に戻るまでは誰にも止められなかった。

ああ、あんなトラウマがあるから私はきっとオカンに徹底的には逆らえないんだろうな、とつくづく思いながら、「明日、朝、モーニングコールしてよね」といばって電話をした。「まったくしょーがないわねー」と言いながら、オカンはうれしそうだった。そんな私はもう立派な中年です。ごめん、こんな中年で。と思うところだが思わなかった。

そんで今さっき気付いたことは、清水の親分でありながら、娘に堂々と「下品」と言える神経がわからないということです。さては認知症か?



■コレステロール伊藤宅の屋上で、少し前からカラスとの攻防戦が繰り広げられている。私はその様子を記事にしようと虎視眈々と狙っていて、頭にエサをのせてカラスをおびき寄せたりした。しかしどうも本格的にカラスが勢力をつけていて、もはや伊藤家の屋上はカラスのエサ置き場と化してしまっている。それどころではないようだ。

今や洗濯物を干しに屋上に上がることさえ困難だという。負傷者(流血含む)2人。そろそろ私の出番がくるか。


■久々で、ネタがたまってるかと思ったらそうでもなかった。







トランスフォーマーの玩具デザイン
久々PingMagから、トランスフォーマーの玩具デザイン。トランスフォーマーもすごいがこのポーズもすごい。




背景絵師の大きなペンキ絵
こちらもPingMagから。人間国宝に推薦したい背景絵師。我が家の壁にと言えばちと考えるがやっぱり風呂屋の富士山はすごくいいと思う。




Share Hat
via:digiton
シェアハットだそうです。いっしょに傘をさすのもきらいなので、実際にはいただけないけど、見る分には面白そうだ。これで歩くときっとバカみたいでいいと思う。




The king of the jungle doesn't frighten the lion whisperer
ライオンと遊ぶ。最近威力の衰えたムツゴロウさんも、この方を見て奮起してほしい。すげーなしかし。




HEX BUG(ヘクス バグ)
今年9月に発売される虫。




Kris Kuksi
気色悪くて繊細なオブジェ。gallery








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